読売新聞に掲載されました。

お知らせ, 未分類

今日の読売新聞に掲載していただきました!今年何度か取材に来てくださった記者さんが取材に来てくださいました。いつも一生懸命で、真剣な眼差しで話を聞いてくれる記者さんを見て、『頑張るぞ!』と気を引き締めたのは5月のこと。

株式会社芳賀ビニール様にお力添えを頂き、バス全席に飛沫防止シートを取り付けることができました。
有限会社ニトリ総合企画様から『非接触型サーモカメラ』をご案内頂き導入しました。
また次亜塩素酸消毒を車両に施して下さいました。
株式会社ハイクオリティ様には全車両の隅々まで光触媒を施行してくださいました。子どもたちの遠足の日までに!という弊社のわがままを聞いて下さいまして、お忙しい中すぐにご対応下さいました。
株式会社ジェム・テクシアさまにご尽力をいただき、大型バスにAI機能搭載サーマルカメラを搭載いたしました。サーマルカメラもご旅行に間に合わせたい!バスの中のしかもステップで測れるようにしたい!という弊社のわがままにすぐにご対応下さいました。皆様のおかげで、子どもたちの遠足も、団体様のご旅行も、安心安全にご案内することができました。

心から感謝申し上げます。今後とも宜しくお願い致します✨

乗客目線で対策徹底 (2020/12/26 読売新聞)

今月18日、宇都宮市江曽島町のバス会社「はやぶさ交通」を訪ねた。車には所有するバス全5台が並んだままだった。
「仕事があるありがたみが本当によくわかった」。
社長の塙尚恵さん(38)はいつものように明るいが、今年を振り返る言葉は重い。
初めて同社を取材したのは5月。
新型コロナウイルスの影響による観光需要の落ち込みや3密回避を理由に、パス業界は大打撃を受けていた。
「アクションを起こさなければつぶれるのを待つだけ」。
塙さんはバスの全席に手製のビニールシートを自ら設置していた。
車内に抗菌·抗ウイルス作用が期待できるコーティングをしたり、マスク着用の有無や体温を自動検知する機械を導入したり、積極的に感染防止策をとった。「そこまでやる必要あるの?」と他社に言われたほどだ。
塙さんには3人の娘がいる。 小学6年生の三女(12)は今年、修学旅行があった。「友達との思い出を作ってきてほしい」と 願う反面、大人数でのバス移動は内心、心配だった。利用客の不安が分かるからこそ、経営が厳しくてもできることは何でもやった。
こうした対策が信頼され、10 月には観光目的の利用客が戻っ た。
しかし、年の暮れに国の観光支援策「Go To トラベ ル」が全国一斉に停止することになって予約のキャンセルが入り、再び一部社員に休業を求める日が続く。
幼い頃からパスの運転手になるのが夢という長女(18)は来春大学に進み、将来同社で働くため、在学中に大型バスの運転免許をとるつもりだ。
「それまでは頑張らないと」会社を守る覚悟が見て取れた 。
苦境を強いられた多くの企業や団体がある。なんとか活路を見いだそうと悩み、乗り越えていく姿を、来年も伝えていきたい。

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